Operational Defect Database

BugZero updated this defect 57 days ago.

VMware | 97138

VMware vSAN 7.0 U1/7.0 U1 P02 で実行されている仮想マシンは、同時メンテナンス アクティビティとストレージ ポリシーの変更後にゲスト内データの整合性を報告します。

Last update date:

3/24/2024

Affected products:

vSAN

Affected releases:

7.0

Fixed releases:

No fixed releases provided.

Description:

Symptoms

ホストのメンテナンス モード終了後、データベースなどのアプリケーションが VMDK でのゲスト内データの不整合を報告する。この事象は以下の条件で発生します。 ホストが "アクセシビリティの確保" のオプションを用いてメンテナンスモードへ移行したホストがメンテナンスモードを抜ける際、同時にストレージポリシーの変更が仮想マシン上で行われたストレージ ポリシーの変更は、次のいずれかの条件に一致する必要があります。 RAID-0→RAID-5、RAID-0→RAID-6、RAID-1→RAID-5、RAID-1→RAID-6、RAID-5→RAID-6、RAID-6→RAID-5 この事象は上記に記載されていない他のストレージ ポリシーの変更には影響を受けません

Purpose

この記事では、VMware vSAN 7.0 U1/vSAN 7.0 U1 P02 以降に存在する VMDK に対する非常に特殊な条件が満たされた場合に発生する可能性があるデータの不整合に関する情報を提供します。

Cause

この問題は、VMware vSAN 7.0 U1 以降で、vSAN データストアに存在する仮想マシン ディスクがストレージ ポリシーの変更(Symptoms にて記載)が実行され、同時に「アクセシビリティの確保」オプションを使用してメンテナンス モードに切り替えられたホストに対して、メンテナンス モードの終了タスクが同時に実行された場合に発生します。この問題の発生はまれであり、発生には特定の条件を満たす必要があります。

Impact / Risks

データベースなどのアプリケーションは、特別な条件下で、VMware vSAN に含まれる VMDK のゲスト内データの不整合エラーを報告することがあります。

Resolution

これは、非常に特定の条件下でオンディスクフォーマットバージョン 13 の vSAN 7.0 U1 および vSAN 7.0 U1- Patch 02 にのみ影響する既知の問題です。 VMware では、オンディスク フォーマット バージョン 13 の vSAN 7.0 U1/vSAN 7.0 U1- Patch 02 リリースでこの問題が発生するリスクを軽減するには、「Workaound」セクションで提案されている構成変更を適用することを推奨しています。 将来の影響を修正し、潜在的な影響にさらされる可能性のある既存の仮想マシンに対処するパッチは、vSAN 7.0 U1 Express Patch 3 およびそれ以降のバージョンで利用できます。 この修正は vSAN 7.0 U2 GA およびそれ以降のバージョンにも含まれます。 注:アプリケーションがデータの不整合エラーを報告する場合は、VMware サポートにお問い合わせいただきこの記事についても合わせてお知らせください。VMware のサポートに問い合わせるには、「Filing a Support Request in Customer Connect (2006985)」または「How to Submit a Support Request」を参照してください。

Workaround

この問題を回避するには、各ホストで DeltaComponent の詳細パラメータを「0」に設定します。この設定は vSAN Witness ホストを含むすべての vSAN ノードで完了する必要があります。また、今後クラスタに追加される新しいホストでも実行する必要があります。 2ノードクラスタやストレッチクラスタの場合でも、監視ホストを含むすべてのホストで実行する必要があります。 添付された python ファイル「SetConfigOption.py」をダウンロード監視サーバを含む vSAN クラスタ内の全 ESXi ホストの /tmp ディレクトリにファイルを転送SSH を使用して ESXi ホストに root でログインクラスタ内の全ホストでコマンド「python/tmp/SetConfigOption.py」を実行vSAN クラスタ内の全 ESXi ホストでこのプロセスを繰り返し実施スクリプトが次のエラーで失敗した場合は、VMware サポートに問い合わせてください "Error while disabling delta comps feature. Exiting...""Found delta components before disabling config. Exiting...""Found deltas after disabling feature. Re enabling"Sample Output:[root@localhost:/tmp] python setConfigOption.pycmmds-tool find -t DOM_OBJECTDisabling Delta Comps featureesxcfg-advcfg -s 0 /VSAN/DeltaComponentSleeping 70s for config option to take effect. Zzz..cmmds-tool find -t DOM_OBJECTesxcfg-advcfg -g /VSAN/DeltaComponentb'Value of DeltaComponent is 0\n'[root@localhost:/tmp] esxcfg-advcfg -g /VSAN/DeltaComponentValue of DeltaComponent is 0 注:この変更を有効にするための再起動やサービスの再起動は必要無く、変更後 60 秒以内に有効になります。回避策を適用すると、メンテナンスタスクとポリシーの変更を同時に実行できます。この変更はホストの再起動後も保持され、本番環境のワークロードの実行に影響を与えることなくいつでも行えます。

Additional Resources / Links

Share:

BugZero® Risk Score

What's this?

Coming soon

Status

Unavailable

Learn More

Search:

...