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VMware | 97346

6X0 モデルの Edge がパワーオフし、動作状態に戻すために再起動が必要な場合がある

Last update date:

3/30/2024

Affected products:

SD-WAN by VeloCloud

Affected releases:

No affected releases provided.

Fixed releases:

No fixed releases provided.

Description:

Symptoms

免責事項:これは英文の記事「6X0 model Edges may power off and require a reboot to come back to a working state 」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。 2023 年 4 月 4 日の更新 まれにですが、6x0 モデル ライン(610、610-LTE、601N、620、620N、640、640N、680、680N)の Edge が、明確な原因なくパワーオフになる場合があります。この現象が最も多く発生するのは、Edge が接続されている電源で特定の電源変動が起きた場合です。つまり、この問題に直接関係があるのは、Edge が接続されている電源環境です。デバイスを動作状態に戻すには、電源の入れ直し(6x0 Edge の電源プラグを抜いてから入れ直す)を行う必要があります。

Cause

この問題は、ごく短期間に繰り返し停電(「フラップ」)が起きると生じます。問題の原因は、PIC ファームウェア バージョン v20M 以前を使用している Edge 6x0 ライン専用の PIC マイクロコントローラに由来します。この問題は問題番号 89217 で追跡されています。

Impact / Risks

注:サポート担当者が回避策として行うファームウェア アップグレードでは、手順の間に Edge Services のシャットダウンが必要になるため、中断が発生します。メンテナンス ウィンドウをスケジュール設定することを推奨します。また、この手順ではリモート SSH アクセスが失われるため、Edge に接続するローカルの技術者が必要になります。これらのリスクを回避するため、修正済みのバージョンにアップグレードすることを推奨します。

Resolution

この問題を解決するには、6x0 Edge をプラットフォーム ファームウェア イメージを、PIC ファームウェア バージョン 20N が含まれるものにアップグレードします。これまで、このナレッジベースの記事では、アップグレード先としてプラットフォーム ファームウェア 1.3.0 (R130-20220328-GA) を指定していました。しかし、このイメージは非推奨となり、SASE Orchestrator では廃止としてマークされるようになりました。バージョン 1.3.0 はプラットフォーム ファームウェア 1.3.1 (R131-20221216-GA) に置き換えられました。注:Edge のソフトウェアとファームウェアのバージョンをアップグレードするには、Orchestrator でリリース 5.0.0 以降を使用している必要があります。 Edge プラットフォーム ファームウェアのアップグレード手順 Edge を R5014-20230713-GA バージョンにアップグレードする必要があります。つまり、以下の状態にします。 オペレータ プロファイルにソフトウェア バージョン R5014-20230713-GA が表示されます。オペレータ プロファイルに、ファームウェア バージョンも工場出荷時のバージョンも含まれず、表示されたソフトウェア バージョンのみが含まれている必要があります。このオペレータ プロファイルは Edge 運用チームが作成し、Orchestrator リリース 5.x 以降が実行されているすべてのホストされた Orchestrator に追加しました。 注:4 月 4 日の更新前は、必要なEdge ソフトウェア バージョンは R5012-20230123-GA-103475 でした。この Edge バージョンは R5012-20230327-GA-107522 に置き換えられ、前のバージョンは VMware Orchestrator で廃止とマークされます。7月14日の更新において、必要なソフトウェア バージョンは R5012-20230327-GA-107522 から R5014-20230713-GA に置き換えられました。また、Edgeをリリース 5.2.xにアップグレードすることが可能になりました。 注:ロールと権限レベルによってはファームウェア バージョンが見れないことがあります(例:パートナー 標準管理者)。もしこれらのパラメータが見ることができず確認する必要がある場合には、VMware サポートに連絡して確認をして下さい。 R5014-20230713-GA にアップグレードした後、Edge 6x0 プラットフォームのバージョンには [HA サポート対象 (HASupported)] [アップグレード可能 (Upgradeable)] のステータスが表示されます。このステータスは、Edge の [監視 (Monitor)] > [Edge] > [概要 (Overview)] で Edge の詳細を表示して確認できます。 注:このステータスは、アップグレード前に使用されている Edge ソフトウェアによっては、5.0.1.4 へのアップグレード前に表示されない場合があるため、R5014-20230713-GA へのアップグレード後にこのステータスを確認することは重要です。 ドロップダウン ステータス ボックスでファームウェアのバージョンを見つけ、[HA サポート対象 (HASupported)] [アップグレード可能 (Upgradeable)] ステータスを探します。 警告:[デバイス ファームウェア (Device Firmware)] の [プラットフォーム バージョン (Platform Version)] ステータスが [アップグレード不可 (Not Upgradeable)] と表示される場合、この Edge のプラットフォーム ファームウェアは Orchestrator を介してアップグレードできないため、テクニカル サポートに依頼する必要があります。[アップグレード不可 (Not Upgradeable)] ステータスで Orchestrator を介して Edge のプラットフォーム ファームウェアをアップグレードすると、Edge が操作不能の状態になり、工場出荷時の設定へのリセットに加え、Edge の再有効化が必要になります。 Edge をバージョン R5014-20230713-GA にアップグレードして [HA サポート対象 (HASupported)] [アップグレード可能 (Upgradeable)] と表示された場合のみ、Orchestrator ユーザー インターフェイスを介して Edge のプラットフォーム ファームウェアがバージョン R131-20221216-GA にアップグレードされます。 プラットフォーム ファームウェアに R131-20221216-GA バージョンが示されているオペレータ プロファイルが使用されます。オペレータ プロファイルには、示されているプラットフォーム ファームウェアのほか、ソフトウェア バージョン R5014-20230713-GA も含まれています。工場出荷時のバージョンはありません。このオペレータ プロファイルは Edge 運用チームが作成し、Orchestrator リリース 5.x 以降が実行されているすべてのホストされた Orchestrator に追加しました。 注意:このオペレータ プロファイルには Edge ソフトウェア バージョン R5014-20230713-GA が含まれていますが、Edge のソフトウェアのアップグレードには使用されません。上記の手順 1 の説明に従って、Edge ファームウェアをアップグレードする前にEdge ソフトウェアのアップグレードを別の手順として実行する必要があります。注:プラットフォーム ファームウェアのアップグレードには 10 分以上かかり、その間に Edge は複数回再起動されます。再起動中に Edge はオフラインとして表示されます。 プラットフォーム ファームウェアのアップグレードの進行状況は、Edge ソフトウェアをアップグレードする場合と同様、Orchestrator の [イベント (Events)] セクションで確認できます。 従来の Orchestrator の場合: 新しい Orchestrator の場合は、ユーザーは「1.3.1」でフィルタリングすると、関係するイベントのみを表示できます。これは、複数の Edge をアップグレードする場合に特に役立ちます。 [監視 (Monitor)] > [Edges (Edge)] 画面で Edge のドロップダウン ステータス ボックスを選択して、アップグレードが成功したことを確認します。 従来の Orchestrator の場合:新しい Orchestrator の場合: プラットフォーム ファームウェアを 1.3.1 (R131-20221216-GA) に正常にアップグレードすると、次のいずれかを実行できます。 オペレータ プロファイルを手順 1 で使用した R5014-20230713-GA に変更します。Edge を以前のソフトウェア リリース(リリース 4.3.1 や 4.5.1 など)に維持する場合は、Edge を一時的に R5014-20230713-GA にアップグレードし、プラットフォーム ファームウェアをバージョン 1.3.1 (R131-20221216-GA) にアップグレードして PIC バージョンを v20N にしてから、Edge のソフトウェアを目的のバージョンにダウングレードすることもできます。6x0 Edge のソフトウェアを以前のバージョンにダウングレードしても、Edge のプラットフォーム ファームウェアはダウングレードされず、Edge は引き続きプラットフォーム ファームウェア バージョン 1.3.1 (R131-20221216-GA) を使用します。この使用事例では、ユーザーの Edge を、リリース 5.x を使用している Orchestrator 上に配置する必要があります。 高可用性のアップグレード手順 Edge ビルド R5014-20230713-GA 以降で HA サイトをプラットフォーム バージョン R131-20221216-GA にアップグレードする方法は、単一の Edge スタンドアローン サイトの場合と同じです。ソフトウェアは通常どおりにアップグレード(最初にスタンバイがアップグレードされ、再起動してからアクティブな状態にフェイルオーバーし、同時に前のアクティブな Edge がアップグレード)され、プラットフォーム ファームウェアが同じ手順で個別にアップグレードされます。プロセス全体には約 20 ~ 30 分かかります。 HA Edge を Edge R5014-20230713-GA バージョンに通常どおりアップグレードし、両方の Edge のビルドが新しいことを確認します。HA Edge を R131-20221216-GA プラットフォーム バージョンにアップグレードします。[Edge の概要 (Edge Overview)] を確認し、両方の Edge のプラットフォーム バージョンが 1.3.1 (R131-20221216-GA) であることを確認します。プラットフォーム ファームウェアを 1.3.1 (R131-20221216-GA) に正常にアップグレードすると、次のいずれかを実行できます。 手順 1 で使用したオペレータ プロファイルを R5014-20230713-GA に変更します。または、Edge を以前のソフトウェア リリース(リリース 4.3.1 や 4.5.1 など)に維持する場合は、Edge を一時的に R5014-20230713-GA にアップグレードし、プラットフォーム ファームウェアをバージョン 1.3.1 (R131-20221216-GA) にアップグレードして PIC バージョンを v20N にしてから、Edge のソフトウェアを目的のバージョンにダウングレードすることもできます。6x0 Edge のソフトウェアを以前のバージョンにダウングレードしても、Edge のプラットフォーム ファームウェアはダウングレードされず、Edge は引き続きプラットフォーム ファームウェア バージョン 1.3.1 (R131-20221216-GA) を使用します。この使用事例では、ユーザーの Edge を、リリース 5.x を使用している Orchestrator 上に配置する必要があります。 注:2023 年 4月 4 日の記事の更新時点で、Edge ビルド R5014-20230713-GA は、プラットフォーム ファームウェアの HA アップグレード プロセスが Orchestrator を介して自動化される唯一のリリースです。注:このナレッジベースの記事の以前のバージョンでは、工場出荷時のイメージを 5.x バージョンにアップグレードすることも必須手順とされていました。この情報は正確ではなく、Edge の工場出荷時のバージョンはこの手順に関係ありませんでした。Edge を 5.0.x ビルドにアップグレードできない場合は、Workaround セクションを参照してください。

Workaround

Edge の電源が安定しており、急激に繰り返し変動しないことを確認します。電源の信頼性を確保するため、UPS などをお勧めします。Edge を問題状態からリカバリするには、次の手順を実行します。 Edge を電源から切り離します。20 秒間待機します。Edge を再び接続します。 問題が解決せず、5.0.x にアップグレードできない場合は、VMware サポートに連絡し、問題の説明にこの記事の ID (88970) を記入します。サポート チームが、手動によるファームウェアのアップグレードを支援します。詳細については、「How to Submit a Support Request」を参照してください。

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