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VMware | 97466

スナップショットの削除で仮想マシンが長時間停止する可能性

Last update date:

4/4/2024

Affected products:

vSphere ESXi

Affected releases:

6.0

Fixed releases:

No fixed releases provided.

Description:

Symptoms

免責事項: これは英文の記事 「A snapshot removal can stop a virtual machine for long time (1002836)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。 スナップショットの削除(統合)の進行中に、仮想マシンに対する他のタスクが実行できなくなります(電源操作や vMotion 移行など)。データ統合を確実に実行するための中断なしに実行される、スナップショットの削除に関する基礎となるタスクがいくつかあります。コミットされるスナップショット差分の量により、時間が異なります。この記事では、仮想マシンのスナップショットへの対処方法について説明します。

Resolution

実際の統合では、この間の仮想マシンのアクティビティ(具体的にはディスク書き込み)もコミットされる必要があります。この差分情報は一次 Consolidation Helper スナップショットに保存され、スナップショットの削除の最後でコミットされます。ビジー状態の仮想マシンでは、アクティビティのボリュームが通常よりも長い時間にわたりシステム リソースを占拠し、Consolidate Helper のスナップショット差分ではさらに長くなることがあります。たとえば、1 個の仮想ディスク (disk.vmdk) を持つ仮想マシンとスナップショットの場合を例に挙げます。 disk.vmdk とエクステント disk-flat.vmdkdisk-000001.vmdk とエクステント disk-000001-delta.vmdk スナップショットを削除または統合する場合: 追加のスナップショット差分が作成され、Consolidate Helper は: disk.vmdk とエクステント disk-flat.vmdkdisk-000001.vmdk とエクステント disk-000001-delta.vmdkdisk-000002.vmdk とエクステント disk-000002-delta.vmdk。仮想マシンは上記 2 つのファイルには書き込みをしなくなります。スナップショット削除中のすべての実行中の書き込みは disk-000002.vmdk 経由で disk-000002-delta.vmdk エクステント ファイルにコミットされます。 VMware ESXi/ESX ホストの DiskLib API は disk-flat.vmdk と disk-000001-delta.vmdk を統合します。一方で仮想マシンは disk-000002-delta.vmdk への書き込みを続行します。 スナップショットの統合が完了した後、ESXi/ESX ホストは Consolidate Helper disk-000002-delta.vmdk と disk-flat.vmdk を統合します。 VMware ESX 3.5.0 のパッチ ESX350-200804402-BG 以前には、仮想マシンは Consolidate Helper の削除中に停止されています。標準的な環境では、このプロセスはただちに完了します。一次スナップショットから収集された差分の量がきわめて大きい仮想マシンは、認識できるほど、あるいは著しく長い時間にわたり停止します。これはゲストのアプリケーションやサービスには支障をきたします。 後のバージョンの VMware ESXi/ESX は、ゲスト OS の中断を最小化または回避するために複数かつ小さい Consolidate Helper を使用してこの最終統合を実行します。 disk-000002-delta.vmdk に記録されたすべての差分情報が disk-flat.vmdk にコミットされると、disk-000002-delta.vmdk とその記述子ファイル disk-000002.vmdk はデータストアから削除されます。仮想マシンはベース ディスクまたは選択したポイントから続行します。 注: ESXi 5.0 以降、スナップショットの停止時間はログに記録されます。各仮想マシンのログ ファイル (vmware.log) には、以下のようなメッセージが含まれます。 2013-03-23T17:40:02.544Z| vcpu-0| Checkpoint_Unstun: vm stopped for 403475568 us この例では、仮想マシンは 403475568 ミリ秒間 (1 秒 = 1,000,000 マイクロ秒) または 403.475568 秒間停止していました。このログ エントリからアラートを作成する場合、VMware Log Insight を使用できます。詳細については、『VMware vCenter Log Insight User's Guide』の「Log Insight のアラート クエリ」セクションを参照してください。前のバージョンの VMware ESX では、仮想マシンが統合中に応答しなくなる問題が以下で解決されました。 ESX 3.0.3。詳細については、『ESX 3.0.3 Release Notes』を参照してください。ESX 3.5 パッチ ESX350-200804402-BG。詳細については、「VMware ESX Server 3.5, Patch ESX350-200804402-BG: Update to VMware-esx-vmx (1004162)」を参照してください。 追加情報 詳細については、次の項目を参照してください。 Common ESX/ESXi virtual machine configuration issues that can cause virtual machines to become unresponsive (1007814)Taking a snapshot with virtual machine memory renders the virtual machine to an inactive state while the memory is written to disk (1013163) スナップショットの詳細については、「Understanding virtual machine snapshots in VMware ESXi and ESX (1015180)」を参照してください。スナップショットのベスト プラクティスの詳細については、「Best practices for virtual machine snapshots in the VMware environment (1025279)」を参照してください。ベスト プラクティスに従うと、削除時間をできるだけ短くしておくことができます。

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A snapshot removal can stop a virtual machine for long time

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